コロナ禍で結婚式・披露宴を迷ってる方に伝えたい【経験者は語る】

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結婚式をするか迷うカップル
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結婚式ってする必要あるのかな?時代遅れなんじゃない?

コロナ禍で結婚式ってどうしてるのかな?

今年結婚しようとしている方・既に今年結婚してしまった方で結婚式・披露宴どうしようかと思って悩んでいる方いませんか?

現在はコロナ禍ということもあり、なかなか結婚式・披露宴を開催できなくてモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、コロナ禍で結婚式・披露宴を行ったふぐきちが身をもって体験して分かった「コロナ禍以降の結婚式のススメ」をご紹介します。

結論から言うと、今からの時代こそ結婚式・披露宴はオススメです。

本記事では初めに、結婚式否定派だった私結婚式を行う前に思っていたことを紹介し、次に結婚式を行って分かったことについて紹介します。

結婚式の準備前に思っていたこと

気持ちが曇っている

まず、わたしは結婚する前には結婚式・披露宴について否定派で、いわゆる「ナシ婚」派でした。

理由としては、

  1. たった1日のために数百万円を使うのがもったいない
  2. 自己満足のためにわざわざ集まってもらうのが申し訳ない
  3. 無事に開催されるか分からない不確定要素に飛び込みたくない
  4. 準備が大変そう

の4つがありました。

1.たった1日のために数百万円を使うのがもったいない

お金のなる木

資産形成に大事なことは、消費や浪費をできるだけしないことです。

そして、結婚式・披露宴はというと「浪費」にあたると考えられます。

ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べによると、コロナ禍前の全国平均の挙式、披露宴・ウエディングパーティの総額は362.3万円となっています。

今後の数十年と続く結婚生活において、いきなり数百万円を使ってしまうということは、

家計を不安定にする危険性があり、リスクが高すぎると感じていました。

ハナユメによると結婚式を行わなかった47.9%の人も、費用面がネックとなってしまったようです。

2.自己満足のためにわざわざ集まってもらうのが申し訳ない

申し訳ない

結婚式は、参列してもらうゲストにもかなりの負担をしてもらうことになります。

式の日取りにもよっては仕事の休みを取り、ドレスやスーツを準備して、祝儀を包んで他人の結婚式のためにほぼ一日を使うことになります。

すごく仲がいい友人ならまだしも、新郎・新婦の出席者の数合わせのために中途半端な仲の友人や職場の人を呼ばなくてはいけない可能性があるというのは、集まってもらう側も集まった側も気持ちよくないなと考えていました。

3.無事に開催されるか分からない不確定要素に飛び込みたくない

不確定要素を表現

マイナビウエディング編集部の調査によると、結婚式の予約は一般的に式の1年前から半年前くらいに行われることが多いと言われています。

現在のコロナ禍でも未来が見通せませんが、コロナ禍の以前でも台風や地震などの自然災害および本人や身内の都合により結婚式を延期・中止にせざるを得ない可能性があります。

結婚式を延期・中止にした時期にもよりますが、式の直前の中止ともなりますと先述の数百万円すべてを負担することになってしまいます。

子供が欲しいと考えていても、結婚式を延期することによって早速ライフプランを変更しなければならないことは負担になることもあります。

せっかくの結婚式という晴れの日が、自分たちだけではどうしようもない理由によって振り回されてしまうのが耐えられないと考えていました。

4.準備が大変そう

大変そう

職場で結婚式をおこなった先輩に話を聞くと、「結婚式準備で土日がつぶれた」や「相手に合わせて、普段関わりが少ないのに部長にスピーチをお願いするのが大変だった」という感想がありました。

ただでさえ平日は仕事で忙しいのに、休日も結婚式準備でバタバタしないといけないと考えると、結婚式自体がめんどくさいと感じました。

また最近の結婚式では、余興を誰かにお願いしない代わりに、プロフィールムービーを自作する人が多いです。

YouTubeなどで結婚式のムービーを検索してもらえばわかりますが、どれもなかなか手間がかかっており、大変そうだと感じてしまいました。

創作のセンスがないと感じている人にとっては、苦行そのものです。(笑)

結婚式を決めた理由

気持ちが晴れた

先述の通り結婚式をしたくなかった私ですが、結果としては結婚式を行うことに決めました。

その理由として、私以外の両家の両親、妻が結婚式をする気満々だったからです。

両親の世代、私たちの世代・・・と世代とともに考え方は変わっていき、結婚式に対する距離感も変わってくると考えられます。

両親の世代は当たり前のように結婚式を挙げ、嫁入り道具とともにお嫁に入るというような価値観をもっている人も多いと思われます。

そんななかで、これから長い間付き合っていく両親たちに対して、

”今どきの考え方では、結婚式なんてしないでいいんだよ”といっても納得できないものがあると思います。

私たち夫婦が最大限に感謝したいのは両親。そう思って、結婚式を決断しました。

結婚式をオススメする理由

できる

私たち夫婦は2021年3月の下旬に50人ほどのゲストを招待して結婚式を行いました。

最初は否定派だった結婚式ですが、すごく楽しかっただけでなく、勉強になる貴重な経験になったと思い、皆さんにも結婚式をオススメしたいと思いました。

その理由として、

  1. 多くの人に支えられてきたことを再確認できる
  2. 色んな事に挑戦できる
  3. お金の使い方の勉強になる
  4. コロナ禍だからこそ融通が利く

の4点があります。

1.多くの人に支えられてきたことを再確認できる

ありがとう

皆さんは、普段から周りの人に心を込めて「ありがとう」を伝えられていますか?

家族はもちろん、親戚や友人、会社の人など関わっている人は、今の私たちに何かしらの影響を与えてくれています。

そんな周りの人たちに、結婚式の準備や本番で文章や言葉を使って心を込めた「ありがとう」を伝えられて私は満足でした。

私たち夫婦は招待状のあて名と、席札のメッセージカードを手書きで行いました。

スマホやPCで簡単に文章が作成できるこの時代、一つひとつの言葉が予測変換で出てきてそれっぽく文章が出来上がってしまいます。

手書きで文字を書いていくと、一人ひとりの顔が思い浮かび、様々な思い出を振り返ることができます。

今の時代、なかなかこんな面倒なことはしたくないかもしれませんが、あえて手書きに戻ってゆっくりと周りの人たちのことを思い出すきっかけになればいいと思います。

2.色んな事に挑戦できる

的の絵

皆さんは、どういったタイミングが一番新しいことに挑戦しようと思いますか?

私は、必要に迫られたときでないと新しいことにチャレンジできません

披露宴はパーティーなので、招待したゲストを楽しませる必要があります。

もちろん式場のプランナーがあれこれと考えてくれますが、自分たちでしか出せない色もあるのが事実です。

私たち夫婦は、ウェルカムボードとムービーを自分たちで作成しました。

ウェルカムボードでは、クィリングペーパーに挑戦し、ムービーでは動画編集ソフトを使って動画編集に挑みました。

心の中で、あれやってみたいなーと思っていても、機会がないとなかなか動きだせない人は多いはずです。

結婚式をする、という目標に向かって自分がしてみたいことを掛け合わせると、本気で取り組むことができるのではないでしょうか。

もちろん、忙しくてなかなか自作は難しいよ、という方はココナラやランサーズなどで依頼することもできます。外部発注の勉強にもなると思うので、新しいことにチャレンジする機会として考えてみてはどうでしょうか。

3.お金の使い方の勉強になる

お金の勉強

人生で何度か現れる大金を使うタイミング、皆さんはどれだけ経験していますか?

住宅購入・車購入は人生でも代表的な大金を使うタイミングですが、結婚式は3時間弱のイベントですので、時間単価でいくと最も高額な出費のひとつと考えられます。

結婚式場は、善意ではなく商売ですので、あの手この手でオプションを紛れこませようとしてきます。

式場の言いなりによくわからない演出に数万円を足していくと、気づいたときには驚きの支払いになるのは間違いありません。

そんな中で、結婚式の目的をもってきちんと不要なものに「NO」と言える実戦練習になります。

これから起こる様々な出費の機会のために、結婚式を通してお金の使い方を勉強してはどうでしょうか。

4.コロナ禍だからこそ融通が利く

コロナ禍で結婚式を迷う大きな原因は、なんといっても新型コロナウイルスの感染を危惧してのことだと思います。

しかしながら、考えてみてください。

結婚式場は、結婚式をビジネスにしています。式場からクラスターなどを出せば大きなニュースになり、評判が悪くなるため、意地でもコロナ感染させないための取り組みを行っているはずです。

また、コロナ関連で客足が遠のくとビジネス自体ができなくなるので、コロナによる延期や中止などの費用に関しても式場で融通を効かせてくれる場合がほとんどです。

私たち夫婦が結婚式を挙げた式場でも、人数変更の時期をぎりぎりまで待ってもらえたり、披露宴前の感染防止対策の説明をムービーで流してゲストに注意喚起したりしてもらえました。

また、招待者の中にもコロナ感染を危惧する方も多いと思います。

コロナに関する考えは人それぞれですので、残念ですがそのような招待者には無理しないでもらうのが良いと思います。

さらに、そもそも結婚式の参加自体を面倒に思っている招待者もいると思います。そのような方に対しても、コロナを理由にして簡単に断ることができます

今までの結婚式のスタイルだと無理してゲストの数合わせをする必要があったかもしれませんが、コロナ禍では呼びたい人を厳選できるので、変な気を遣う必要がなくなっていきアットホームな式を挙げたい方にはピッタリなタイミングかもしれません。

まとめ

手を取り合う

結婚式・披露宴否定派だった私が結婚式・披露宴を行って分かったことは以下の4点です。

  1. 多くの人に支えられてきたことを再確認できる
  2. 色んな事に挑戦できる
  3. お金の使い方の勉強になる
  4. コロナ禍だからこそ融通が利く

○○式は大きな区切りの際に行われる行事で、結婚式・披露宴も例外ではありません。

夫婦の考え方は、夫婦の数だけあって当然だと思いますが、これから数十年続く結婚生活のための一つの区切りとして、無理しない範囲で結婚式してみてはどうでしょうか。

以上、ふぐきちでした。

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